茶の形態が細かい深蒸し煎茶などには、網目がつまりやすいため、網面積が広くスムーズに注げるものがオススメです。
急須の茶漉しが
細かめのもの
深蒸し煎茶にも適した
広い金網の茶漉し
注ぎ口に対して、90度の位置に取っ手があります。右手で持つことを前提に作られているので、右手で取っ手を持った時、左側に注ぎ口がくるようになっています。
注ぎ口のちょうど真後ろに取っ手があります。
紅茶を入れるティーポッドも、後ろ手の一種です。主に紅茶や中国茶を淹れるのに使われます。
玉露を淹れるための道具です。茶漉しがついておらず、蓋つきのお椀のような形をしています。茶の葉を中に入れ、お湯を注ぎ、蓋を少しずらして茶碗に注ぎます。蓋碗とも呼びます。
急須とほぼ同じつくりですが、取っ手がついていないものを宝瓶といいます。注ぎ口の内側に茶漉しがついています。
お茶を変質させてしまう一番の原因は「酸素」。
これを防ぐにはできるだけ酸素に触れさせないことが大切です。
お茶の変質を防ぐ、長期保存のコツをご紹介します。
①買ってきたお茶を10日分を目安に小分けにし、残りを密閉容器に入れておきます。
②冷蔵庫で長期保存するときは、他の食品の臭いがつかないように容器をビニールテープで密封。さらにビニール袋に入れて保管します。
お茶が湿気てしまったら、自家製焙じ茶にすると、無駄なくおいしく飲めます。
①フライパンにクッキングペーパーを敷いて、その上にお茶の葉をのせ、弱火でじっくり香りが出るまで炒ります。
*炒る時はお茶の葉が焦げてしまわないように火加減に注意し、お茶の葉がまんべんなく茶褐色になるまで焙るのが大切!
①酸素や湿気、温度や光によって変質しやすい
②他のものの臭いを吸収しやすい
①空気に触れないよう密封容器に入れる
②臭いがない涼しい冷暗所(適温は5~10℃)で保管する
①冷蔵庫内でも、食材を出し入れする時、温度差があまり生じない場所で保管
②冷蔵庫から出してすぐに開封せず、しばらくおいて常温に戻してから開封する